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社会保障給付費が120兆円を突破した

厚生労働省の国立社会保障・人口問題研究所は、医療や介護、年金などの社会保障給付費の2017年度の総額が前年度と比べて1.6%増の120兆2443億円で、過去最高を更新したと発表した。 社会保障給付費の推移、出典元の写真:ザイ・オンライン 今後、確実に高齢化が進行していくなかで医療と介護の費用の増加は大きなものとなるが、特に介護の増加幅は大きい。厳しい財政運営が続く中、社会保障制度が直面する問題が喫緊の政策課題である。 実は、財源となるのは本来、社会保険料だが、費用の増大にまったく追いつかず、差額は主に税金と借金(国債発行)で埋められている。 2014年の消費増税も、2019年今年の10月に予定されている再増税(消費税8%から10%に引き上げ)も、社会保障費の財源に充てるのが目的だ。 しかし、社会保障費の総額は2025年度には140兆円、2040年度には190兆円に膨らむ推計である。こうした状況を見れば、公的年金の制度は破綻しないか国民が不安を感じるのも当然だろう。 現在の政府の言う“100年安心”は、公的年金の制度があと100年間は維持できる可能性があるということで、国民それぞれが、年金だけで100歳まで安心して暮らせるという意味ではないらしい。 しかも民間会社の調査によれば、公的年金に関して言えば、年金制度の破綻はまずないと考える見解が多い。理由は、もらえる金額が減るからだ。政府は今後、少子高齢化の進行と限られた財源に合わせて、年金の給付水準を調整するようだ。つまり今後の政策に年金の切り下げを行う仕組みが導入される。 ただ、今後の経済成長率がどうなるかなどによっても年金の給付水準の引き下げ幅が違ってくることが予想されるため、現時点でどれだけで年金が減るのか断言することはできない。ただ現実には経済成長率も伸び悩んでいるので楽観視はできない状況にある。いずれにせよ、もらえる年金額は今後、減っていく試算が高い。さらに受給開始年齢の引き上げも十分に可能性があるうえ、たとえ額面の年金額が変わらなくても、税金や社会保険料の負担増という形で手取り額が減る制度が導入されることも考えられる。 もらえる年金額は現状の1~2割減、状況によってはさらにもう少し減る、と見ておいたほうが良いという意見もある。自営業者で国民年金にしか加入していない世帯のひとや低所得の世帯のひとはただでさえ、もらえる年金額が少ないのに、これ以上減らされたら多くの国民は老後破綻の窮地に立たされるのは間違いない。 追伸  がん検診の勧め 厚生労働省の統計によると、日本人の死因で最も多かったのは癌であった。実に亡くなった方のおよそ30%が、癌とう結果となった。1980年代から現在に至るまで死因の1位を占めている。とくに、肺癌、胃癌、大腸癌は男女共に患者数が増加しており死亡率も高くなっている。現在では、日本人の2人に1人は生涯に癌と診断される状況にある。とくに60歳を過ぎたあたりから癌の罹患者数が急増する傾向がみられる。 現在の医学では、癌と診断されると手術により癌組織を摘出する以外に根本的な治療法がないのが現状だ。抗癌剤や放射線療法は癌の進行を抑制する延命措置にすぎないことが明らかになりつつある。診断された時点で進行癌か、がんが血管やリンパ節に癒着していたり多臓器に転移をしているなど手術不能な場合は、抗癌剤や放射線療法による治療を行うことになるが、ほぼ根治することは難しくなり、痛みなどの症状を緩和したり進行を抑制する延命措置がとられるようになる。その場合、一般的に余命は1年以内となる。 しかし最近では癌が早期発見できれば、手術により再発、転移のリスクは少なくなってきた。最近、国立がん研究センターが公表した癌患者の5年生存率は、多くのがん種で改善がみられた。早期発見できれば、5年生存率は前立腺癌でほぼ100%、乳癌で94%、甲状腺癌で93%、胃癌、大腸癌でも90%以上となっている。ただし癌の発生部位・病期によって生存率は大きく異なり、難治性の癌である膵臓癌、肝臓癌、肺癌、白血病、スキルス胃癌、胆道癌などは発見時にはすでに悪性化しており手遅れであることが多く、また再発や転移により5年生存率は比較的に極端に低くなる。最近では男女ともに膵臓癌、スキルス胃癌が増加傾向にあるとしている。また女性では乳がんが年々増加する傾向がみられる。ちなにみ、脳腫瘍、白血病など血液癌は、希少癌に分類され、癌全体の5%以下である。 どの癌においても共通して言えることは手術で摘出、その後に化学療法や放射線療法をしたとして治療がうまくいったようにみえても、目に見えない小さな癌が残っていて再発、転移する可能性が必ず残される。そのため癌には生存率という言葉が適用され、医療現場では癌は治らない病気だと認識しており、患者は癌と診断されたときは大きなショックを受けることになる。 りなちゃんきいて♪

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